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ドメインの苦い思い出(海外ドメインのリスク)

ドメインは、WEBサイトにとって、重要なものの一つです。しかしながら、筆者は、所有していたドメインを、不本意ながら手放さざるを得なくなった苦い思い出が2回あります。だからこそ、ドメイン選びは、慎重に行なう必要があります。

2010年ごろ、.cnドメインの更新を放棄

2010年以前、中国の.cnドメインを所有し使っておりました。2010年ごろからは、他の.cnドメインから発せられるスパムメールや詐欺サイトが世界中で問題となり、.cnドメインのイメージが悪くなりました。そして、.cnのドメインを使ったメールアドレスの場合、スパムメールでなくても送信先にスパムメールと判別されてしまい、相手に届かないというようなことも発生し始めました。また、GoogleのG-Suite(当時は、Google Appsという名称)で、.cnドメインが使えなくなりました。一方で、中国政府の規制強化で.cnドメインの更新には顔写真を提出しなければならなくなったなど手続きが面倒くさくなりました。このように、中国.cnドメインを取り巻く環境の悪化から、.cnドメインの更新を放棄し、.cnドメインの使用を辞めました。

2012年秋、.tcドメインの更新を断念

2012年秋、2012年8月のレジストリのサービス改定により使っていた2文字の.tcドメイン(西インド諸島にある英領タークス・カイコス諸島のドメイン)(.uc.tc)がプレミアムドメインとして扱われることになってしまい、更新料が、4060円から約38万円ととんでもない金額になり、そんな金額払えるわけもなく、仕方なく更新を断念しました。この2文字ドメイン(.uc.tc)は、サブドメインを作っていろいろと運営してただけに、更新しなかった影響は、かなり大きく、新しいドメインへの変更処理も苦労しました。

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海外ドメインのリスク

.tcドメインの値上げで、更新を断念せざるを得なくなったときには、本当に参りました。そして、メジャーでない小さな国の海外ドメインを利用するリスクを痛感するばかりでした。日本や海外でもメジャーなどメインならば、利用者を一方的に無視した値上げは行う事はありませんが、海外のそれも小さな国のドメインならば、このようなことも起こりうるというリスクがあります。

当サイトでは、.x1.bz という2文字ドメインにサブドメインを作って運用していますが、幸い.bzドメイン(ベリーズという中央アメリカの小さな国のドメイン)は、値上がりもなく今に到っております。